登山の準備と注意点
登山の際には、動きやすく汗が乾きやすい服装を選ぶようにしましょう。
山の天候は大変変わりやすいものです。
ジーンズは雨に濡れると重くなり、乾きも遅いので、登山の服装としてはふさわしくありません。
また登山は思った以上に汗をかくものです。
下着が汗で濡れたままになると体温が奪われてしまい、体力の消耗に繋がります。
また、標高が高くなると紫外線が強くなるため、高い山では長袖や帽子が欠かせません。
標高が高くなるにつれて気温も下がりますので、重ね着がしやすい薄手の下着が好ましいでしょう。
登山の際の服装は、ファッション性だけで選んでしまうと、後で大変なことになります。
また、登山靴は靴ずれを防ぐために、登山までに何度も履き慣らしておきましょう。
ザック(リュック)は、肩ひものクッションが薄いものだと長時間の登山には、肩に食い込んでしまうため、すぐに痛くなります。
ある程度の荷物を入れても肩を傷めない厚手のクッションを選びましょう。
日帰りの登山でも、雨具、携行食、緊急用具は必ず準備しておきましょう。
雨具は防寒着として用いることもできますので、晴れていても装備として持っておくと重宝することがあります。
登山の服装は、市街地ではファション性に乏しく抵抗感があるかもしれませんが、決してファション性ではなく機能性で選ぶようにしましょう。